07困ったときの返信ガイド
修正と仕様変更の違い
名前ではなく、当初の合意内容から作業が増えるかで判断します。合意した状態へ近づける作業は修正、新しい成果物・方向性・工程を増やす依頼は仕様変更として整理します。
送信前の3分確認
この文面を使う前に確認する3点
- 01
最初に合意した成果物・ページ数・機能・デザインの方向性を確認したか
- 02
今回の依頼で、新しい要素・工程・確認範囲が増えるかを分解したか
- 03
こちらのミスや合意内容との不一致を、仕様変更に混ぜていないか
修正は『合意した状態へ近づける作業』
誤字、リンク切れ、指定色との違い、合意したレイアウトの再現漏れなど、最初に決めた内容と成果物が一致していない部分を直す作業は、基本的に修正として扱います。こちらの明らかな作業ミスまで追加料金に切り替えると、話がこじれます。
ただし『文字を直すだけ』でも、全30ページへの反映や画像の作り直しが必要なら工数は小さくありません。修正か仕様変更かに加えて、当初の対象ページ数と修正回数に含まれるかも確認します。
- 無料修正:こちらのミス、合意した仕様との不一致
- 要確認:指示が曖昧だった箇所、対象ページや回数が未確定
- 追加料金:新しい要素、承認後の方向転換、対象範囲の拡大
仕様変更は『成果物・方向性・工程が増える依頼』
ページ追加、機能追加、確定後の全面的な方向転換、PC版だけの合意後に加わったスマホ対応は、元の成果物を整える修正ではなく、新しい作業です。相手が『少し直すだけ』と呼んでいても、その呼び方では判断しません。
依頼文を、追加される成果物と工程へ置き換えます。『トップをもう少し豪華に』なら、新しいセクションの追加か、画像制作か、レイアウトの再設計かを確認します。作業単位に分けると、費用と納期の根拠を説明できます。
- 成果物:ページ、バナー、文章、画像、デザイン案が増える
- 方向性:承認済みの構成やデザインを別案へ戻す・作り直す
- 工程:実装、端末確認、データ移行、外部サービス設定が増える
判断がつかないときは、先に3点を確認する
すぐに無料・有料を決められない依頼は、対象箇所、完成イメージ、希望期限を確認します。確認中に作業を始めると、後から追加料金を伝えにくくなります。まず一次返信を送り、見積もりに必要な情報をそろえます。
確認後は、当初範囲に含まれる作業と追加作業を分け、追加費用、納期、着手条件を一通で提示します。相手の了承が分かる返信を受けてから作業を再開します。
- どのページ・部品・データを変えるのか
- 現在の案のどこを残し、どこから作り直すのか
- 追加後の確認範囲と希望納期はどこまでか
一次情報
条件と記録を確認する
公的な制度・相談先を確認したい場合は、公正取引委員会の フリーランス法特設サイトと、厚生労働省委託事業の フリーランス・トラブル110番を参照できます。
本ページは実務整理のための一般的な例文です。個別案件の契約・法的判断を保証するものではありません。
