05困ったときの返信ガイド
契約範囲外の返信例文
範囲外と伝えるだけでは話が止まります。「どの合意から外れるか」と「どの条件なら対応できるか」を一通にまとめます。
送信前の3分確認
この文面を使う前に確認する3点
- 01
基準にする見積書・発注書・チャットを特定したか
- 02
範囲外の作業を、成果物や工程として具体化したか
- 03
対応可否、費用、納期、承認方法を一通に入れたか
「範囲外です」だけで終わらせない
範囲外であることは結論ではなく、条件を再設定する入口です。相手が必要としている成果は受け止めつつ、当初のどの範囲から増えるのかを明らかにします。
基準となる日付や文書を一つ示すと、主張のぶつかり合いを避けられます。たとえば「○月○日に承認いただいた3ページ構成には含まれない作業です」のように伝えます。
- 基準:いつ、何を、どの条件で合意したか
- 差分:今回新しく増える成果物・工程
- 条件:追加費用、納期、着手前の承認
口頭で来た依頼も文字に戻す
通話や打ち合わせで追加要望を受けた場合は、直後にチャットやメールで内容を整理します。費用を確定できない段階でも、範囲確認中であることと回答日を残してください。
公正取引委員会のフリーランス法特設サイトでも、取引条件は書面またはメール・SNSメッセージ等の電磁的方法で明示する仕組みが案内されています。個別の適用判断ではなく、実務上の記録方法を確認する一次情報として参照できます。
返信後に行うこと
文面を送った後は、相手の了承が分かる返信を待ちます。スタンプや曖昧な返事だけで着手せず、金額・納期・作業内容の三点を確認します。
- 追加見積もりを送る
- 承認のメッセージを保存する
- 既存案件と追加作業の納期を更新する
一次情報
条件と記録を確認する
公的な制度・相談先を確認したい場合は、公正取引委員会の フリーランス法特設サイトと、厚生労働省委託事業の フリーランス・トラブル110番を参照できます。
本ページは実務整理のための一般的な例文です。個別案件の契約・法的判断を保証するものではありません。
